本多孝好
『真夜中の五分前 Side A』
『真夜中の五分前 Side B』

「BOOK」データベースより
小さな広告代理店に勤める僕は、学生時代に事故で失った恋人の習慣だった「五分遅れの目覚まし時計」を今も使っている。その五分ぶん、僕は社会や他人とズレて生きているようだ。そんな折り、一卵性双生児の片割れ「かすみ」と出会う。かすみは、双子であるが故の悩みと、失恋の痛手を抱えていた。かすみの相談に乗り、彼女を支えているうち、お互いの欠落した穴を埋め合うように、僕とかすみは次第に親密になっていくー。
「BOOK」データベースより
「砂漠で毛布を売らないか」IT企業の社長・野毛さんに誘われるまま会社を移った僕は、バイトと二人きりの職場で新しく働き始める。仕事は、客入りの悪い飲食店を生まれ変わらせること。単なる偶然か実力か、僕の仕事はすぐに軌道に乗り、業界では隠れた有名人となる。ある日、本当に久しぶりに尾崎さんから電話が入った。もう二度と会うまいと決めていたのにー。再会した尾崎さんは、「頼みがあるんだ」と、信じられない話を切りだした。
ラブストーリーなんだろうか?
と読み進めてましたが主人公の行動がスッキリしない…(^^;)
上司や元カノの怪しい存在感がチラホラ
カスミさんとはどうなるのかヤキモキ
ハッピーエンドなのかな?なSide A
で、驚愕したside B
え?え?
と。
ここから上司、元カノ出てきて
忘れられない亡くなった彼女の存在が・・・
と来る流れかな
と先読みしたけどことごとく外れた(-ω-;)
カスミさんの死に関して「謎」が
ミステリー化?ホラー?
読んでて思ったけど、やはり生き残ったのは
ユカリさんではなくカスミさんの方だったのでは
と。
ユカリさんが自分はカスミかも
と考える理由がないんじゃないかな?って
本多さん独特の雰囲気たっぷりでした^^
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