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若竹七海 『遺品』

若竹七海
『遺品』



「BOOK」データベースより
失業中の学芸員のわたしに、金沢のホテルの仕事が舞い込んだ。伝説的女優にして
作家の曾根繭子が最後の時を過ごし、自殺した場所。彼女のパトロンだったホテル
の創業者は、繭子にまつわる膨大なコレクションを遺していた。その整理を進める
わたしは、彼の歪んだ情熱に狂気じみたものを感じていく。やがて起こる数々の怪
異。繭子の呪い?それとも…。長編ホラー。

ホラーです!ホラー!
あんまり怖いとは思わなかったけど、面白かったです
絶対あの資料を保管していた部屋に曾根繭子の死体があるんだと思ってた
そして数々の事件も繭子の仕業だと疑いもしなかったぜ

曰く付きな貴重な遺品が次々見つかり、
そのほとんどに『火』が関係していたので
繭子、実は焼死か?!と思ったり…死体が見つかってないというので
本当は死んでないのは?と疑ったり
なーーー(個人的な叫び)最後はなんとファンタジー
ちょっとズッコケました

黙ってタケルのところに戻ればいいのにな。というのが本音だけど
アチラの世界からはきっと出してもらえないのだろうな~
話し相手が出来て嬉しいとか言われちゃってるし
タケルが可哀相だなと思ったけど、いやいや
実はアチラの世界からタケルの今後を見ていかなければならない
ことの方が可哀相かも

この作者さん、ジャンルが幅広そうなので
他の作品にもちょっと興味があります
いいかげん、読みたい本ばかり増えちゃって・・・
効率よく読んでいけたらいいのにな~





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かりんトウ46

Author:かりんトウ46
多趣味の一つとして読書がございます。本を読むのは好きなので簡単に感想書きたいと思います。

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